園芸ガイド
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(マメ科)宿根草
(一年草の一種)
(別名:ノボリフジ、タチフジ)
花期4〜5月 草丈:60〜70cm
花の色:白、赤、ピンク、黄、紫、オレンジ
 
ギャラリー混合 傘咲きルピナス
   
写真提供/タキイ種苗株式会社

ルピナスは、日当りの良い、水はけの良い場所を好み、種類によって、また場所によっては草丈が1〜2m位になります。酸性土を嫌いますから、石灰や堆肥を多めに施して育てます。

葉は、手に似ていて10枚ほどの小葉が集まっています。花は茎の頂部に蝶の形をした多数の小花を群生して咲きます。 暖地では、夏に種をまくと11月から冬中咲き続け、商品価値の高い切花になります。繁殖は、一年草のものは種をまき、苗を育てますが、宿根草は、株分けでも増えます。 株分けは早春か晩秋に行ないます。

病害虫では、小さい時期に腰折病にかかります。種子消毒(ファイゴン粉末をまぶす。)をしてまくと良いでしょう。また高温多湿になると茎腐病や菌核病にかかって根頭部を侵され、根際から枯れたりします。
防除には、オーソサイド、キャプタン、ダイセン、ダコニールなどを使います。 害虫では、アブラムシが発生します。オルトラン、エカチンなどで防除します。


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