植物学者で陶芸家、ミセスバーレンセンの暮らし方。
文・写真 加藤 A 圭子


ミセスバーレンセンと陶器に植えられたサボテンたち セントポーリアが喜ぶ植木鉢
 
コネチカット州とマサチューセッツ州が隣接し合う自然が豊かな場所に文化人が数多く住んでいます。その一人、ミセスバーレンセンの優雅な暮らしをご紹介します。ミセスバーレンセンは、ハーバード大学のかっての女子部ラドクリフで植物学を専攻し、現在陶芸家としても知られています。彼女を知ったきっかけは、友人がセントポーリアがどんな鉢植えよりもイキイキと育ち続けるお手製の鉢植えを、ミセスバーレンセンからプレゼントされ、その鉢を製作した人に興味を抱いたからです。 急な訪問にもかかわらず、家庭菜園で育てたズッキーニで、パウンドケーキのようなズッキーニブレッドを焼いて出迎えてくださったミセスバーレンセン。
 
ヒマワリの油絵 猫が水を飲みにくるウオーターファウンテン
優雅な暮らしぶりは、自己流とおっしゃる油絵や陶製の手作りランプ、ティーテーブル、猫のための水飲みオブジェなどの調度品からも伺えます。期待して行った陶製の鉢植えは、欲しいといわれるまま、お友達に差しあげたため、手元にはあまり残っていないとのことでした。 ミセスバーレンセンの実用を兼ねた陶芸オブジェのデザインは、それを使う立場にある人や猫、植物が喜ぶように考えて創るため、植物もイキイキと元気に育つそうです。台所の蟻も、窓辺の大きな蜂も、人が彼らのじゃまをしない限り、人には危害を与えないのだから放っておく(あるいは共存している)というナチュラリストの生き方に、静かながら力強い太陽のような心地よい刺激を受けて、帰ってきました。
 
ポトスのためのハンギングポット 陶製のティーテーブル


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