ゴールデンパークの植物園

9月になると、日本では台風、アメリカ中南部ではハリケーンが吹き荒れましたが 、ここカリフォルニアではほとんど雨が降らない日が続いています。最近は朝晩急 に冷え込んできましたが、日中は空気がさらっとしていて暑くなく、しのぎやすい 秋を迎えています。 さて、サンフランシスコの名所といえば、まずは「ゴールデン ゲート ブリッジ」ですが、ここには同じ名前の「ゴールデン ゲート パーク」という公園もあります。といっても橋のすぐ側にあるのではなくてそこか ら南へ3Kmほど離れた所にあり、市の中心から太平洋まで東西約5Km(3マイル)に わたって長く横たわる広大な公園です。 園中には、おなじみの日本庭園や、科学アカデミー、アジア美術館などのほか、ポ ロ競技場やサッカー、ゴルフ場といった幅広い公共リクレーション設備が完備され ていて、多くの市民の憩いの場であるとともに、またベイエリアの一つの文化的資 産ともなっています。 そこで、今回はこの公園の一角にある植物園を訪ねてみました。



 
ストライビング樹木園X植物園
  パーク内の植物専門図書館
 

その植物園の名前は、「Strybing Arboretum & Botanical Gardens」日本語で、「ストライビング樹木園 & 植物園」といいます。 ここは、ゲートパークの東側に位置し、1940年創立、広さ70エーカー(28万平方 メートル)の土地に8000種類の世界の植物があります。なんでも、海に近いカリフ ォルニアの気候に合う植物を世界各地から持ってきて、訪れる人に植物と環境への 認識を高めるための、教育プログラムを提供することを目的として作られたのだそ うです。 その8000種の植物は、1.地中海気候 2.温暖気候 3.山岳気候 4.スペシャルコレクション(原始的植物および貴重な植物)の4種類に別れていて 、ここカリフォルニアはその中では地中海気候、日本は温暖気候に属しています。 ここでは、毎日1時半に無料のインストラクター付きのツアーがあるので旅行者に もお勧めです。 その他に、小、中、高生のために、子供たちが始めてみる植物や、またはその進化 を見るツアーなどもあります。そして、夏にはSummerDayキャンプもあって、子供た ちが公園内の庭で自然を学んだり、野菜を栽培したりする事も出来ます。

 
 
トランペット(チリの花)
 

門をくぐると、右側に案内所兼休憩所があり、すぐ左には植物専門の「図書館」が あります。 ここには、1万8000冊の蔵書があり、大人だけでなく子供たちにも、自然学、環 境、それに関する内容の本がたくさん用意されています。受付には、園で取れた花 がきれいに飾ってあり、入り口をはいると、大きなガラスケースに入れた古い植物 図鑑が展示されています。壁にはいたるところに、ボタニカルアートが飾ってあっ て、植物の好きな人にはまさに絶好の場所といえるでしょう。ちなみに、本棚には ちらほらと日本の盆栽や生け花の本(もちろん日本語)もありました。 園内を真っ直ぐ歩いていくと、広い芝生の真ん中に噴水があって、その奥一帯を国 別にいろいろな植物が植えられています。 写真の植物は、Red Angels Trampetというチリの花です。この種類の花は今見事に咲いていて、白で中が赤いラ ッパは、Fuchsia Boluanaという花です。 また、温暖気候庭園には、日本の庭が「月見ガーデン」という名で紹介され、写真 の大きな石灯篭がありました。 園内を歩くと、写生している人、写真を撮っている人、楽器を弾いている人がたく さん目に付きます。そして、いたるところに人懐っこいりすの姿も見られます。初 めて来られた人は、ここのりすたちが、人を恐れないで近づいてくるのにきっとび っくりするでしょう。心身ともにほのぼのとした気持ちになれる植物園、シスコに 来られてのんびりされたい方にぜひお勧めします。

 
 
月見ガーデン   日本庭園

back
[HOME]