新緑のNAPAを訪ねて。
文・写真/優子Mare


サンフランシスコから北へ、車で一時間ほど走ると、カリフォルニアワインの名産地帯があります。SFの友人によると、そこではおいしいワインとチーズがピクニック気分でいつでも味わえるというので、さっそく訪ねてみました。 この地域一帯は、NAPA(ナパ)と呼ばれ、正確には北に向かってYountvillr,St.Helena,Calistrogaなどがならぶ葡萄の産地をNAPA VALLY(ナパ谷)といいます。このあたりは、温暖な小高い丘陵地帯で、丘の麓には広大な葡萄畑が、延々と広がっています。
 
 
アーチの向こうに広がる葡萄畑   V.Sttui Wineryのワイン樽
 
■カリフォルニアを代表する ワインの産地NAPA VALLY。
NAPAという変わった名前の由来は、もともとスペイン人が現地に住んでいたインデアンをGUAPO(勇気がある意)と呼んでいたことからくるのだそうです。ちなみにカリフォルニアはその後もメキシコの統治下にあったので、他の州に比べてスペイン語の地名が多いのは、その時代の名残からきているのです。国道29号戦沿いを走ると、葡萄畑が両側に何キロも続いていて、道沿いに大きなワイン製造所やレストランなどが、点在しています。 葡萄の木は、日本では背より高く葡萄棚ですが、こちらはもっと低く、すべての葡萄の木が腰の高さに整然と揃えられています。 いまでは、NAPAといえばワインというイメージが定着していますが、ワインの歴史は以外と新しく、150年ほど前から大々的に発展したそうです。当時は500を数えるワイナリー(製造所) があったのですが、今世紀に入ってから、禁酒法が成立したため、 ミサ用ワイン工場だけで、他はほとんどが閉鎖されたそうです。 法案は、1933年に廃止されましたが、そのとき生き残ったワイナリーのお陰でNAPAワインの味は、今日まで大切に引き継がれています。
 
 
ワインの樽を半分に切ってプランターに   花いっぱいのワイナリー
 
■試飲の後は、好みの銘柄を買って ワイナリーのお庭でワイン・パーテイ。
写真のV.Sattui Wineryは、1885年ビットリオ・サトイというイタリア人が始めたもので、建物は19世紀風に見えますが、じつは14年前に建てられたものです。しかし外観は蔦が絡まり、廊下や中庭にも緑が生い茂っていて、重厚な雰囲気が漂っています。地下室はワイン倉庫になっていて、早く行けばいつでも無料で見学できます。ワイナリーは、たいてい自社のワインを試飲させてくれるのですが、ここでは10種類のワイン、しかも賞を取ったワインも試飲させてくれます。お薦めはGabernet Sarvignon, Muscat, それにデザートワインのMadeiraです。 特にMadeiraは、賞を3つも受賞しているサイト自慢のワインで、甘くコニャックのような濃厚な味わいが特徴です。ここでは他にも、チーズ、フランスパン、おつまみなども売られているので、気軽に来て、好みのワインを購入し、そのまま庭でピクニック気分でワインを楽しむ人達で賑わっています。 また、ワインの樽を半分に切ったものを、プランターとして売っています。直径70センチの大きなものでも、一個15ドルと、格安のお値段です。園内には、花を植えた鉢プランターが、あちらこちらに見られます。 写真のRobert Mondavi Wineryは、年中ツアーを企画していて、大きな建物の中では、ワインに関する絵画や食品の展示を見ることができます。ここでは、6月から10月まで薔薇園も開催されるので、その頃またくわしい報告をしたいと思います。
 
 
クラッシックな建物に見えますが、14年前と新しい   ショップでワインを購入して、テラスで乾杯


back
[HOME]