6月はさくらんぼの季節。
文・写真/優子Mare


6月といえば日本では梅雨のシーズンですが、梅雨のないカリフォルニアでは、一年を通じていちばんすがすがしい季節。店頭には、アプリコット、いちご、さくらんぼ、ブラックベリー、ピーチ、ネクタリアンなどがたくさん出回り値段も安く、甘味が強く、おいしく味わえる嬉しい時期です。そこで今回は、いまが旬のさくらんぼ狩りができるところに行ってきました。 シスコとサクラメントの中間に位置するBRENTWOODは、人口2万人の小さな町ですが、5700エーカーの土地には果物や野菜の農園、家畜農場が40軒以上もあり、95年にカリフォルニアでもっとも成長した町です。なかでも、さくらんぼ農園は活気があり、7月の下旬まで毎週末、さくらんぼ狩りに訪れる家族連れで賑わいます。
 
 
バケツいっぱいのさくらんぼ、
6キロで17ドルと安い
  農場入り口にある西部劇に
でてきそうなお店
 
私たちが訪れたPEASE RANCHは、MR.PEASEさん自らが入り口で迎えてくれるアットホームな、のんびりとした農園でした。このあたりは、周辺にはなにもない砂漠のような乾燥地帯ですが、町に入るとトウモロコシやアプリコット、りんご、さくらんぼなどの木の緑が目に飛び込んできて、まるで砂漠のなかのオアシスのような感じです。カリフォルニアは、6月から9月にかけてほとんど雨が降りませんが、農園にはスプリンクラーが完備されているので、このような乾燥地帯でも植物が良く育ちます。 この農園は、さくらんぼとアプリコットがメインで、Stella(赤)、May Duke(赤)、Merton Bigarreau(黒)、Merton Glory(黄色)など、さまざまな種類のさくらんぼの木が植えられています。特に黄色いさくらんぼは粒も大きく甘味が強いので人気があります。
 
 
販売店の建物は50年代風   園内のオープンテラスで
さくらんぼの試食
 
入り口でバケツを受け取り、なかに入るのですが、入り口付近はレッドが多く、黄色の大きな粒は奥に植えられていました。広いのでお目当ての木を探すのに時間がかかりますから、巡回しているトラクターのおじさんに聞くのがいちばん確実です。 園内は入場無料で甘いものを見つけるために試食しながら歩いたり、あちらこちらにハシゴが用意されているので、高いところに上って収穫したりします。さくらんぼの実は、ときには一つの房に20個も固まっているので葡萄のように見えます。さくらんぼの実を両手で包んでひっぱって採ると、すぐバケツがいっぱいになります。料金は、1ポンド99セントで、6キロで17ドルくらい。スーパーでは、1ポンド1ドル55セントですからやはりグンとお得、しかも新鮮でプラス試食付きです。こちらでは、収穫後のお持ち帰りのことを、U-PICKといいます。YOU PICK UPの略で、農園にによっては違う言い方をするところもありますから、お気をつけください。農場によって営業日や時間が異なりますから、お出かけになるときはチェックが必要です。
 
 
とにかく広いさくらんぼ農園   葡萄の実のようにたわわに
実るさくらんぼ
 

お問い合わせは、
Brentwood U-Pick Farm Information
または
PEASE RANCH
Phone:925-634-4646
Marsh Creek Rd. (onemilewestoffHwy.4)
brentwood.CA.94513

までご連絡ください。



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